月刊 医療経営士(http://www.jmp.co.jp/mmms/)の4月号に「機能評価係数Ⅱ大研究!」という特集でインタビュー記事を掲載いただきました。
適当に好き放題話しただけなのですが、記事ではうまくまとめてくださり感謝です。貴重な機会を頂戴し、ありがとうございました。
2019/03/23
2019/03/20
7対1で単価が低い病院は要注意
今朝、CBnewsに掲載いただいた記事は、やや強引な分析。
病床機能報告のデータを使って収益性を評価するという、妥当性に疑問符のつく内容。(とは言っても、これまでの分析結果などからある程度妥当だと思っているので記事に書いている。でたらめではない)
急性期の低単価病院は利益率が低い!? - CBnewsマネジメント |
収入最大化を目指すのであれば、看護配置は「手厚くする」のが答えだろう。ただ、利益最大化を目指すのであれば、最適な配置や最適な診療内容があるのでは?というのが記事の主旨だ。
単価次第では人件費率が重荷になり、利益率が下がることを示唆している分析結果を載せた。そしたら、ちょうど良いタイミングで、昨日、WAMの17年度調査の結果についてCBnewsに記事が掲載されていた。
単価次第では人件費率が重荷になり、利益率が下がることを示唆している分析結果を載せた。そしたら、ちょうど良いタイミングで、昨日、WAMの17年度調査の結果についてCBnewsに記事が掲載されていた。
この記事にある7対1病院の病床規模別の表から、規模別の平均単価、利益率を計算すると、低単価では利益率がマイナス、高単価ではプラスになっていた(自分が示した結果と似た傾向!!!)。
自分の記事のタイトルに「!?」をつけたのは、言い切る自信がなかったからだ。でもWAMの記事を読んで、まったくの見当違いの内容ではなさそうでほっとした。
2019/03/19
個人的な印象の域を出なかった事象が明確になった
「保険者別の後発医薬品の使用割合」が下記に公表されている。
これまでマクロなデータがなかったために個人的印象の域を出なかったことだが、はっきりとした。医療関係、製薬関係がジェネリック率が低いと2015年9月に言及していた。
ちなみに、冒頭の厚労省のデータでざっくり確認したところ、企業健保では、ジェネリック率の下位20健保のうち17健保が医療・製薬関係。下位50健保では35健保が医療・製薬関係だった。自分の想像は間違っていなかったようだ。
さらに後発医薬品使用割合と所得の関係を見たのは下記の記事。よろしければあわせてどうぞ。
後発医薬品使用割合と所得の関係 - 株式会社メディチュア Blog
さらに後発医薬品使用割合と所得の関係を見たのは下記の記事。よろしければあわせてどうぞ。
後発医薬品使用割合と所得の関係 - 株式会社メディチュア Blog
2019/03/14
生産性向上が問われる看護業務
今日の日経産業新聞、医療・介護最前線に福井大学医学部附属病院のPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)の話題が載っていた。興味深かったのは最後の段落。考え方を広げているらしい。
ちなみに、個人的には、このような取り組みをしている病院の看護配置の状況を確認して、他と差異はないかチェックするのが趣味だ。
2011年の本格導入から8年、最近は看護師以外にPNSの考え方を広げている。看護助手や放射線技師とペアを組み、患者の情報やアレルギーに関わる知見を共有しながら医療行為に当たることで患者の負担軽減やミス防止に役立てている。今後、診療報酬は、看護師の人数が問われるのではなく、より中身が問われる。このようなことを念頭に置くならば、このような生産性向上に対する取り組みは、間違いなく重要性が高まる(質の維持・向上は大前提)。飯塚病院のセル看護方式(セル看護が医療現場を救う 患者本位のカイゼン型経営 | 麻生 泰 |Amazon)など、要注目だ。
ちなみに、個人的には、このような取り組みをしている病院の看護配置の状況を確認して、他と差異はないかチェックするのが趣味だ。
2019/03/10
2019/03/06
データから読み解く誤嚥性肺炎、心不全
日曜、日経新聞にコメントが掲載された。得意領域のデータ分析の観点から、マクロな動きをコメントした。
今年1月には心不全も同様に記事にした。
退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント
疾患という切り口は、ネタに尽きないので、読み手が興味を持ってもらえるかどうか気にしなければ、いくらでもいける。ただ、読み手が愛想を尽かす前に、連載が終わってしまうと思うが・・・。そうなる前に、分析力の向上を図りたい。
同じ観点で、疾患をマクロに見る・・・という流れで、誤嚥性肺炎を見たものが、今日のCBnewsに。「医療の高度化で入院の短期化傾向は今後も続く」とコメントしました。過剰ベッドという表現が適切かは別として、急性期医療提供体制は、地域によっては転換が必要で、かつ経営も維持しなければならないという難題です → 過剰ベッド、大病院も深刻に 入院数5年で4%減:日経 https://t.co/syeIioRywJ— M Watanabe (@moj0i) March 3, 2019
マクロなデータが示す誤嚥性肺炎の急性期医療の変化 - CBnewsマネジメント |
今年1月には心不全も同様に記事にした。
退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント
疾患という切り口は、ネタに尽きないので、読み手が興味を持ってもらえるかどうか気にしなければ、いくらでもいける。ただ、読み手が愛想を尽かす前に、連載が終わってしまうと思うが・・・。そうなる前に、分析力の向上を図りたい。
2019/03/01
自分の生まれた町に
先月と今月、ある県のすべての医療圏で話をさせていただいているのだが、昨日はたまたま馴染みのある町での開催だった。
公私混同だが、開催時間より1時間以上早く現地に入ったので、祖父母の墓参りに。講演の前後で地域を見て回ることは珍しくないのだが、墓参りはめったにない。
ちなみに、その地元では、今日が中核病院の移転の日。入院患者の移送が8時半から始まっているはずだ。無事、終わって欲しい。