隔週水曜で掲載いただいているCBnews。昨日は祝日だったので、次回は来月らしい。
次回は、先日のブログ(「マスク」で検証)と関連する内容で原稿を書いた。
原稿に載せなかったグラフをいくつか。改定関連の用語で、ツイッターのつぶやき件数を見たもの。診療報酬改定、疑義解釈、看護必要度、それぞれの用語で特徴がある。
次回原稿では、ツイート分析するプログラムを直して、ツイート内容の感情分析もしてみた。何かしら参考にいただけると幸いだ。
2020/04/30
2020/04/24
「マスク」で検証
7、8年前に組んでいたプログラムを引っ張り出してきたのだが、javaでメンテナンスしづらいので、pythonで組み直した(気に入らないところもあったので直した)。Twitterで「マスク」を含むTweet件数の推移を見た。比較対象として、Google Trendsの数値を一緒にプロットした(両数値が比較できるように2020/3/1のTweet件数で、Google Trendsの値は補正)。
いい感じでピタッとくっついた。Tweet件数は全件取得した結果ではなく、時間あたりの件数で1日の件数を推計している。
プログラムは問題なさそうだ。
「マスク」のTweet件数とGoogle Trendsの比較(7日移動平均) |
いい感じでピタッとくっついた。Tweet件数は全件取得した結果ではなく、時間あたりの件数で1日の件数を推計している。
プログラムは問題なさそうだ。
2020/04/20
教科書のようにうまくいかない、現実は
医療資源投入内容から、救急医療管理加算1と2、加算なしの違いを峻別できるか?
特徴量をどう作るか、残すか。色々試行錯誤してみたものの、しっくりと来る結果はなかなか得られず。
下のグラフは分かりやすい例。加算有無で、入院初日・翌日の医療資源投入内容の違いを見たもの。
加算算定患者は、検査・画像の医療資源投入量が多い。一方、手術ははっきりと傾向が見えず・・・。
もう少し試行錯誤を続けるつもり。
特徴量をどう作るか、残すか。色々試行錯誤してみたものの、しっくりと来る結果はなかなか得られず。
下のグラフは分かりやすい例。加算有無で、入院初日・翌日の医療資源投入内容の違いを見たもの。
加算算定患者は、検査・画像の医療資源投入量が多い。一方、手術ははっきりと傾向が見えず・・・。
もう少し試行錯誤を続けるつもり。
2020/04/15
今回は救急医療管理加算に関する分析です
CBnewsに記事を掲載いただいた。
救急医療管理加算の地域差は査定率が原因? - CBnewsマネジメント |
今、いつもどおりの運営ができている病院などほぼないだろうから、この記事にどこまで価値があるかわからない。弊社のできることは限られているので、できる範囲で模索しつづけたい。
新型コロナで救急医療管理加算1、14日間。確かにありがたいかもしれないが、950点ではなく、10倍の9500点でも現場の負担と釣り合いが取れないのでは・・・。
新型コロナで救急医療管理加算1、14日間。確かにありがたいかもしれないが、950点ではなく、10倍の9500点でも現場の負担と釣り合いが取れないのでは・・・。
2020/04/10
2020/04/02
麻酔管理料の届出状況の可視化
2020年度DPC算定病院における直近の麻酔管理料の届出状況。縦軸のDPC算定病床数はDPC公開データ(2018年度実績)のもの。500床以上では大半が麻酔管理料Ⅰ・Ⅱ両方届出。
さらにDPC算定病院以外も加えて、比較した。
DPC算定病院は2020年度の病院群ごと、DPC算定病院以外はデータ提出あり・なしで分け、麻酔管理料の届出状況を見た。
DPC算定病院以外で、麻酔管理料Ⅰ・Ⅱ両方届出してるのは7病院(グラフでは細くてほとんど見えない)。周産期に強い病院や、防衛関係の病院などが含まれている。
昨今の医療機関を取り巻く環境を考えると、昨日掲載いただいたCBnewsの記事など、正直どうでもよいことなのでは?と思う。どこもそれどころでないことは重々承知しているのだが、弊社にできることがないので、粛々とデータ分析を続けている。
さらにDPC算定病院以外も加えて、比較した。
DPC算定病院は2020年度の病院群ごと、DPC算定病院以外はデータ提出あり・なしで分け、麻酔管理料の届出状況を見た。
DPC算定病院以外で、麻酔管理料Ⅰ・Ⅱ両方届出してるのは7病院(グラフでは細くてほとんど見えない)。周産期に強い病院や、防衛関係の病院などが含まれている。
昨今の医療機関を取り巻く環境を考えると、昨日掲載いただいたCBnewsの記事など、正直どうでもよいことなのでは?と思う。どこもそれどころでないことは重々承知しているのだが、弊社にできることがないので、粛々とデータ分析を続けている。
2020/04/01
エイプリルフールでも、つけないうそ
CBnewsに記事を掲載いただいた。
DPC病棟から地ケア病棟への転棟患者が期間ⅡまでDPC点数を算定することがテーマ。曖昧な「点」をはっきりさせるのであって、「曖昧な点」をはっきりさせることはできない。これは厚労省でなければ無理。自分なりの解釈などをしようものなら「エイプリルフールでした」ではすまない。
曖昧な「点」だけでも、把握・共有しておかないと、混乱しますよね?というのが主旨だ。
「温泉」を含む名前の病院は・・・
72施設。うち、療養病床を持っているのが63施設。精神病床を持っているのが9施設。
特に意味はない。病院名を見続けていて、興味が湧いたから。ただそれだけ。
温泉以外にも、「病院」や「センター」なども抽出してみた。
特に意味はない。病院名を見続けていて、興味が湧いたから。ただそれだけ。
温泉以外にも、「病院」や「センター」なども抽出してみた。
語句 | 含まれる施設割合 |
病院 | 93.8% |
センター | 5.7% |
中央 | 4.4% |
総合 | 4.4% |
ホスピタル | 1.0% |
温泉 | 0.9% |
クリニック | 0.3% |
「クリニック」を含む病院が22施設あったことは興味深い。
今日は4月1日。CBnewsの連載に改定がらみの記事を掲載いただく予定。世間の事情が事情なので、改定の話題はどうしたものか・・・と思いながらも、自分のもやっとしたものを書いたので、お読みいただけると幸いだ。今回はデータ分析の詰めが若干甘い(先週公開されたDPCデータを使えば、もう少し精度を高められた気がする・・・)。お許しを。