2024/05/24

時系列でデータを見ることで得られる情報、考えられる戦略

出産費用の見える化。

出産費用「見える化」サイト月内開設へ、厚労省 - CBnewsマネジメント


かつて、周産期に限定しないものだが、室料差額の見える化を行い、戦略につなげる話を医業情報ダイジェストやCBニュースに書いた。

周産期関連では、病床機能報告の数値などを用いて、公立病院などが不採算となっていてもやめられない事情がある可能性を述べた


弊社のチャレンジとして、費用ではなく、正常分娩・帝王切開の件数や里帰り出産の件数など、オープンデータからどこまで見える化できるか考えていた。NDBなど色々データを分析した結果、記事にまとめられるほどわかりやすい分析にならなかったこともあり、色々方針転換。その結果、まとめたのが、下記のCBニュースの記事。

需要減少フェーズの計画策定で見るべき2軸 - CBnewsマネジメント


今回は、途中、周産期から離れて整形の手術がテーマになっていたくらい迷走した(原稿を書く前の分析作業段階だが)。ちなみに、その一端は、今回のCBニュースの記事の最後のグラフに含まれている。

2024/05/15

ほぼほぼ想定通りの結果が得られた分析記事2つ

ゴールデンウィークの前後で掲載いただいたCBnewsの記事。

ロボット支援手術機器導入による差別化要素を考える - CBnewsマネジメント

整形・脳外の中小病院は効率性係数で大損していた - CBnewsマネジメント

ロボット支援手術は、導入状況について病床規模や入院料・加算などとの組み合わせを見たかったのが目的の1つ目。そして診療科ごとの保険算定状況(浸透状況)を見たかったのが目的の2つ目。

ほぼほぼ想定通りの結果が得られた。大学病院本院で導入していないところがあったことに多少驚きがあったくらいか。


ゴールデンウィーク後の効率性係数の記事は、医療機関別の係数内訳が開示されたことを受け、検証したかった分析を踏まえた内容。こちらの想定通りの分析結果が得られたので、整形外科・脳神経外科の中小病院が割りを食ったことを若干刺激強めに見出しに反映した。