2012/06/07

書評はじめます ~ がんになったら手にとるガイド ~

医療関係、特に病気にかかった人向けの本は、巷にあふれている。
また、インターネットの情報は日々増え続けていて、正確なボリュームを量ることすらできない。
時間があるならば、片っ端から情報を収集し、理解していけばよいのだろうが、
自分の経験上、多少、はずれを引いてしまうことは避けられない。

書籍に関しては、amazonか書店で買うことが多いのだが、
amazonにはamazonの長所が、書店には書店の長所があると思っている。
amazonはお勧めや関連する書籍の紹介や、レビューは参考になる。
書店は平積みされている本をぱらぱらとめくりながら流し読みして、思わぬ良い本が見つかったりする。

そこで、何かの参考になることを期待して、
これまで読んで感銘を受けた本など、お勧めを紹介していきたい。


今日は、その一例として、「がんになったら手にとるガイド」を紹介する。

世の中の様々な情報に流されてしまう前に、まず、基礎的な理解を、認識を共有しておくことは非常に重要ではないだろうか。医師の言うことを正しく理解するためにも、医師に適切に質問するためにも、家族と意義ある会話をするためにも。

これは、インターネットで読めるものであり、まずは、下記のリンクから、興味があるところを読んでみてほしい

「がんになったら手にとるガイド」
http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/hikkei01.html

ガイドのトップページ
http://ganjoho.jp/hikkei/index.html

かなりのボリュームがあるので、実は無料のPDFであっても、家のプリンターで印刷するとインク代や紙代が、かえって高くついてしまう場合がある。
そこで、家族で読みたい場合や、持ち歩いて読みたい場合には、印刷・製本されたものを買ってしまうのも手である。amazonのページを開いて、そのコメントもぜひ見てもらいたい。
(このガイドであれば、「各がんごとの説明は十分でない」といったコメントがある。広く浅く、網羅性を重視したガイドのため仕方がない。ただ、「専門書へのリンクがあれば・・・」というコメントは、そのとおり!!とうなずいてしまった)



継続的に、本を中心に紹介していきたい。(三日坊主にならないように・・・)