漢方特集。表紙が漢方薬になっている号。
がん治療にも有効な漢方薬。
市場規模や、大手メーカーの代表的な薬剤の説明があったり、最低限のビジネス的な理解を得るにはちょうどよい特集ではないだろうか。
がん研有明、漢方サポート科部長
星野惠津夫医師が、がん患者に有用な漢方治療の認知を高め、治療機会を提供したい、と意欲的なコメントをしていた。その中で触れられていて、専門医の育成が急務、との意見は、その通りだと思う。服薬は、医師・コメディカルの理解が十分でないと、効果が薄くなるどころか、害になる可能性もあるわけで、周りをリードできる専門医に期待するところは大きい。
また、市民、患者も、漢方薬も含めた薬に対する理解を深める必要があるだろう。