2025/09/04

原稿からインタラクティブレポートを

CBnewsに記事を掲載いただいた。

逆紹介の推進、「静」と「動」で考える取り組み 

それを基にGeminiで作ったインタラクティブレポートがしたもの。
うまく表示されますように・・・と思ったが、
グラフの数字や内容がどうもあやしい。

ちゃんと記事をお読みください!というどうしようもない結論に。

逆紹介の推進:インタラクティブレポート

なぜ「逆紹介」が重要なのか?

医師の働き方改革が進む中、大病院の外来負担軽減は喫緊の課題です。その鍵となるのが、地域の診療所へ患者を紹介する「逆紹介」の推進です。しかし、その取り組みには大きな壁が存在します。このレポートでは、データに基づき現状を分析し、未来への道筋を探ります。

課題:大病院に集中する「再診」患者

紹介状のない患者の割合は減少傾向にありますが、多くの大病院、特に大学病院では「再診」で通院を続ける患者の比率が依然として高く、外来機能の分化が進んでいない現状がうかがえます。これが逆紹介推進の大きな背景となっています。

取り組みの比較:「静」のアクションと「動」のアクション

逆紹介の推進方法は病院によって対照的です。ポスターやウェブサイトといった受動的な「静的アクション」と、患者への直接的な説明やカンファレンスといった能動的な「動的アクション」。下のボタンでデータを切り替え、その違いをご覧ください。

患者の視点:「静」のアプローチが響かない理由

なぜ「静的アクション」中心の特定機能病院で逆紹介が進みにくいのでしょうか。その一因は、多くの患者が病院と診療所の連携について十分な説明を受けていないことにあります。治療への不安を抱える患者に対し、ポスターだけでは理解を得るのが困難なのです。

解決策へ:求められる病院全体の総力戦

逆紹介の推進は、医師個人の努力だけに依存すべきではありません。患者の理解と安心を第一に考え、病院全体で取り組む「動的」なアプローチへの転換が求められています。

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「動的アクション」の強化

患者一人ひとりと向き合い、不安を解消するための直接的なコミュニケーションを重視。対話を通じて、かかりつけ医との連携のメリットを丁寧に伝えます。

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タスクシフティングの推進

医師事務作業補助者などを積極的に活用し、医師が患者との対話や診療に専念できる環境を整備。チーム医療で逆紹介をサポートします。

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全部門を巻き込んだ広報

連携部門や広報部門が主導し、日頃から地域住民や患者に対して医療連携の重要性を発信。病院全体で理解促進の土壌を育みます。

2025/08/27

コスパ重視なら他の選択肢もあったかもしれないけど、タイパ重視でお台場に

都立台場公園(第三台場)

トイレ工事のため珍しく都内のホテルに泊まることに。ホテル代高騰の時代にあっても、東京で泊まることはまずないため助かっているが、今回ばかりは仕方なく近場で探すことに。

お盆休みのピークからずれていたのが良かったのか、お台場のホテルは宿泊費が何とか想定の範囲内に収まり、仕事をしてました・・・というのが冒頭の写真。 ちなみに本当の「台場」は初めて。

そのとき書いていた原稿が多分これ。

薬剤管理指導料はタイパ重視? - CBnewsマネジメント

お台場なら移動時間とか交通費とかコスパ・タイパがいいかなと考えつつ、その語句を無理矢理原稿のタイトルに。編集で却下されなかったので、一応問題なしだったはず・・・。

また、メディカル・マネジメント、2025年8月15日号には、特定疾患療養管理料の病名の話を書いたので、ご興味があれば、ぜひ。

1.データから考える医療経営 「狙い撃ちされた特定疾患療養管理料で生じた主傷病名の激変」メディカル・マネジメント/Pharmacy-Management | メディカル・マネジメント/記事詳細

ちなみに、トイレ工事の理由は、蓋が壊れていた、個室内で手を洗えなかった、動線が悪かったなど、オフィスとしてはあり得ない状態を長年放置していたため。動線が悪いのを許容してもいいが、その分、パフォーマンスは低下するわけで・・・。これは病院の建て替えも同じ。建築費高騰で建て替えが難しい施設では、パフォーマンス低下を最小限に抑えるため、運用でカバーしていることがよくある。スキルの高いスタッフがいることで成り立つ運用は、一見素晴らしいものの、新人や中途採用のスタッフからは「求められるレベルが高すぎる」とネガティブな要因になることも。悩ましい。

2025/08/12

美佐島駅のホームはトンネルの中

先月、仕事の合間に少し観光を。



以前に通ったことはあったが降りたことはなかったので、今回は下車。

この駅舎の写真だけだと普通の駅。ただ、説明が難しいので、詳しくはWikipediaで。

二重扉など、地下トンネルの独特の雰囲気を堪能。


遊んでばかりではないことを証明すべく、地下トンネルの話はここまでにして、以下、掲載された記事について。

摂食嚥下支援チームへの手厚い評価を - CBnewsマネジメント

先月くらいから、アウトカム志向の診療報酬について社内でディスカッション。その一環で、過去の原稿を読み返し。そこで、摂食嚥下支援チームの取り組みについてアップデートしたのがこの記事。

ADLや褥瘡、嚥下機能など、入退院時に評価している項目は、積極的にプラス評価にしないと、ただただ負担が増えるだけで、徒労感が増すように思う。長いトンネルを抜けた先に明るい未来が見えていればいいのだが、見えないのが問題。

というわけで、今回はトンネルつながり(強引だな・・・)。