以前は、製本された資料のコピーやスキャンなどの手間が必要で、入手するまでの苦労に応じ、その価値がついていた。しかし、インターネット上で統計などが公表されるようになり、入手すること事態に対する価値はなくなり、どこにどういう情報があるか、ということに価値の大半が移ってきた。しかし、その価値すら、今、無くなろうとしている。どこにあるか情報が整理されだすと、もはやその価値はない。
昨日、DATA.GO.JPというサイトが立ち上げられた。
DATA.GO.JP |
情報のありかが開示され、容易な加工性が担保されると、これまでの価値はほとんど無くなる。これからは、情報を使って何をするか、という本質的なところの真価が問われることになる。以前、APIが公開されたときにもブログで記事にしたが、オープンデータという流れは、この先、当たり前のことになるだろう。『昔はPDFでしかデータを開示してなかったんだって。ないよね~』とか『もっと昔は紙しかなかったときもあるんだって。ないないない~』と笑い話のネタになるに違いない。
DATA GO JP |