2014/01/07

アイデアを加速させるには



カッコイイ!!

Withingsの製品はシンプルなデザインで、医療機器っぽさがない。血圧計、今まではケーブルが付いていたが、今度ワイヤレスになったようだ。

でも、なんてことはない、日本の製品だって、負けていないどころか、もっと小型で機能的な製品がある。血圧は上腕だけでなく、手首だって測れる。下のオムロンの製品はNFCで通信できるし、Bluetoothの製品だってある。

OMRON HEM-6310F

しかも、携帯内蔵(3G)で計測結果を自動で飛ばして、医者に連携する製品まである(下記リンク参照)。

血圧みまもり隊とは?|血圧みまもり隊

いろいろ実に良く出来ているのだけど、ひとつだけ、盛り上がらない理由がある。Withingsには計測データを利用できるAPIが公開されていて、WEBや携帯アプリなどをかなり自由に作ることができる。日本の製品はデータを抜き出すことも連携することも、かなり不自由だ(もしかしたらオムロンの血圧見守り隊もAPIなどがあるのかもしれないが、研究用の案内があるだけで、正式な情報は見つからなかった)。
Withings - API developer center
アイデアを加速させるには、製品を作る企業が一生懸命考えるだけでなく、まわりの多くの人を巻き込む方がよい。Withingsなどを見ていると、それがうまいなぁとつくづく感じる。