2014/11/18

ASEAN100に病院グループは3つ

昨日の日経朝刊。
日本経済新聞社は英文媒体「Nikkei AsianReview」(http://asia.nikkei.com/)で成長著しいアジアの企業情報を大幅に拡充します。まず20日から、各国の代表的な上場企業のニュースやデータを重点的に報道する「ASEAN100」を始めます。
 上記のASEAN100。ヘルスケア関連では、シンガポールのRaffles Medical Group(http://www.rafflesmedicalgroup.com/)、タイのBangkok Hospital Group(https://www.bangkokhospital.com/en/)、マレーシアのIHH(http://www.ihh-healthcare.com/index.php)が書かれていた。

日本では医療機関は原則非営利であり、株式上場は考えられない。ただ、質の高い適切な医療を継続的・安定的に供給できるのであれば、そういった形態は問わなくても良いように思う。

かつて保険業の仕事をしていた当時、生命保険会社が相互会社から株式会社への転換を図る議論が活発になされていた。そのときの議論と共通しているように感じるが、誰のための組織の存続なのか。また利益は誰に分配すべきなのか。突き詰めていけば、病院とて、株式会社であっても、うまく運営できるように思う。

アジアで拡大している病院グループは、日本の医療にどのような影響を与えるのか。気にする上で、日経のサイトは役に立つのか、楽しみだ。