Extreme disagreement seen across hospital ratings sites - Modern Healthcare |
内容は、以下の4つの病院評価・ランキングを比較し、4つ全てで評価を受けていた83病院について調査。
- U.S. News & World Report's Best Hospitals(Best Hospitals – US News Best Hospitals - US News)
- HealthGrades' America's 100 Best Hospitals(2014 America's Best Hospitals Award Recipients | Healthgrades.com)
- Leapfrog's Hospital Safety Score(Home | Hospital Safety Score)
- Consumer Reports' Health Safety Score(Hospital Ratings By State -Consumer Reports Health)
記事の内容を要約すると、以下の様な内容だ。
- 4つの評価・ランキングの全てで最高の評価を得ている病院はなし
- 3つで最高評価の病院は3病院だけ
- 2つで最高評価の病院は83病院のうち1割
- 27病院は、ひとつで最高評価を得ている一方で、いずれかのひとつでは最低評価
各評価・ランキングは、比較している内容が異なるため、このような結果になるのは致し方なく、今後、より一層、プロセスとプロセス、アウトカムとアウトカム、患者満足度と患者満足度、安全性と安全性を病院間で比較すべきである。LeapFrogの代表は「現状の評価は価値あるものを提供できていると思うが、国は病院を比較するためのはるかに多くの情報を持っている」と話している。
限られた情報で評価している以上、過信するのは良くない。群馬大学の状況を、客観的に示していたランキングが国内にあっただろうか? 個別の事象を説明できるものなど、世のランキングには無いということがわかったはずだ。
しかし、批判だけでは始まらない。記事でLeapFrogの代表が述べているように、国は膨大なデータを持っていることは日本も同じだ。積極的な開示は、少なからず患者の利益につながるだろう。