2015/03/03

データでモザイク画

先日、死亡者数のヒートマップを紹介した。今回は、疾患別の情報をデータベース化したらしいので、早速、心疾患(高血圧性を除く)を可視化してみた。
心疾患(高血圧性を除く)の1日あたり死亡者数
(都道府県内での月間相対数 赤:多い 緑:少ない)


今回は1日あたりに正規化した死亡者数での比較を行った。前回同様、縦軸は都道府県番号で、47番の沖縄県は他都道府県と異なる傾向を示す等の情報が見えてくる。また疾患別のデータを持っているので、肺炎や脳梗塞、外傷など、様々な情報を可視化できる。

前回・今回は月別の変動を可視化した。ただ、人口比での絶対的な死亡者数の多寡を評価しているわけではないので、赤=悪い、という意味ではない。1年を通じて、○○月に死亡者数が多い、という意味だけである。気候などが大きな変動の要因だろう。しかし、都道府県間で違いが見られるのはなぜだろう。救急などの体制の違いだろうか。それとも年齢構成の違いだろうか。

しかし、最近はBIツールが便利になった。この分析は700万レコード近くのデータがバックにあるらしいのだが、そんなことを意識せず、EXCEL上で作業できるようにしてくれている。すごいものだ。