厚労省、「健康ポイント」で指針 現金還元容認も罰則型はダメ :日本経済新聞 |
日本再興戦略でヘルスケアポイントへの言及があり(下記記事も参照ください)、実証実験等が行われてきたわけだ。
健康管理はポイントカードで!? 「ヘルスケアポイントの付与」の実証実験が始まるか - 医療、福祉に貢献するために |
実証実験はこちら→ 健幸ポイント WellnessPoint -国と6市連携健幸ポイントプロジェクト-
日本は、国民皆保険制度において、リスクに関わらず保険料を負担する仕組みになっている。そのため、健康維持・増進に努力したところで、保険料は下がらず、健康増進に対するインセンティブは少ないと言えよう。(民間医療保険では、非喫煙者割引等のインセンティブがある)
そこを変えるために、ポイント制度で、現金にも・・・という考え方は非常に理解できる。冒頭の記事見出しのとおり、罰則型は馴染まないだろう。そもそも遺伝性の疾患などでこの健康ポイントを得ることができない人がいる以上、ペナルティーを課すのはありえない。
どうせなら、この獲得したポイントは、健康関連にしか使えなくしてみてはどうだろうか。それこそ、ポイントでタバコを買ってしまっては意味が無い。