週末に飲んだ2つのノンアルコール飲料。缶に表示されている内容はそっくり。
サッポロプラスはトクホ。
SAPPORO+ | サッポロビール |
アサヒスタイルバランスは機能性表示食品。
アサヒスタイルバランス | ブランドサイト | 機能性表示食品 | アサヒビール |
どちらも、アルコール飲料を意識したノンアルコールで、難消化性デキストリンを加えた飲み物。
トクホの認定を取るのに時間とお金がかかる。食品・飲料メーカーにしてみれば、機能性表示食品は便利な制度だろう。トクホのマークは出せないものの、似たような文言を大きく表示でき、『お墨付き』感は十分と言えるだろう。
ただ、難消化性デキストリン(もちろん、それだけではないが)を加えておけば、何でもOKみたいな仕組みは、逆に言えば、消費者の商品を見る目・知識が求められているということだ。表示を過信し、食べ過ぎたら意味が無いだろう。
ちなみに、ノンアルコールのサワーテイスト飲料を初めて飲んだのだが、ビターテイストの炭酸飲料!? 正直、サワーもあまり飲まないだけによく理解できなかった。スーパーの棚、この飲み物のそばには普通の炭酸飲料水が80円台で並んでいただけに、デキストリンを加えただけで、110円台後半で売れるのならば、おいしい商品なのかもしれない。
機能性表示食品は誰にとって旨味があるか。トクホ以上に、食品・飲料メーカーに旨味があるのではないだろうか。