2016/02/07

かかりつけの概念をICTが下支えする

難しいことを考えずに、この動画を見れば、分かってもらえるような気がする。


Salesforceを使うかどうかは別としても、このような情報・管理が必要であるだろう。記憶に頼って管理するのには限界がある。「チーム医療」が大事と言われている現代において、他の人の記憶は見えない。それだけに、情報共有を前提としたシステム構築は不可欠だ。

また、紙カルテを山のように保管していても、情報を得るには、手間がかかる。動画の途中で出てきたタイムラインやコラボレーションの画面は示唆に富んでいる。

「かかりつけ」の概念は属人的であるべきではないと思うのだが、次回改定のかかりつけ薬剤師の内容などを見ていると、どうやら属人的なものにしたいようだ。アウトカムが良ければ、薬剤師個人との関係構築か否かは問わなくて良いと思う。薬剤師個人でなく、それが薬局・薬剤師グループであっても何ら問題ないと思うのは自分だけだろうか。