CBnewsの記事にも書いたが、サイコロを振る前に、次に出る目を当てるのは難しい(ただの運でしかない)が、10,000回振れば、1の目が何回出るかは、大体近い数を言うことができるだろう。
看護必要度も同じで、ある患者1人を目の前にして、病期病態や医療資源投入量だけで、A項目、B項目の点数を当てるのは難しい(サイコロ同様、ただの運である)。しかし、患者が100人、1,000人、10,000人いたらどうだろうか。大体A項目2点の患者が何人、3点の患者が何人と近い数を言うことができるはずでは・・・ということを、下記の記事で述べてみた。
看護必要度の評価は要らない!? | 医療経営CBnewsマネジメント
社内の本棚にあった「年金数理」のテキストの目次には、基本原理の1番目に「大数の法則」が載っていた。15年ぶりぐらいに開いたテキストは、当時も理解できなかったが、今となってはまったく理解できない代物になってしまった。本棚にそっと戻したものの、次に手に取ることは・・・・。
年金数理のテキストの目次 |