2017/09/28
175,000床のデータで示せた・・・
7対1と10対1だけで1000近くの病院を対象に分析し、CBnewsの記事(
同じ看護必要度でも7対1と10対1では患者像は異なる - CBnewsマネジメント
)の検証を実施。
一応、想定通りの結果が得られた。細かい説明は省くが、看護必要度が25%以上の施設だけに絞り込んだら、10対1の「A2点以上かつB3点以上」のヒストグラムが大きく変わった。(7対1より高い値で分布している)
【全施設】
7対1、10対1の看護必要度 施設分布
【
看護必要度全体が25%以上の病院のみ
】
7対1、10対1の看護必要度 施設分布
2県分から12都道府県分の病床機能報告データに対象を広げたが(病院数は約10倍に。1000病院、4000病棟弱のデータを分析)、仮説は間違ってなかったようだ。また、CBnewsの記事では触れられなかった10対1でバリバリ手術病院の存在も確認できた。
この分析を通じて、都市部と地方部の違いなど様々な示唆を得ることができ、まだまだ分析したいことがあるのだが、時間的に厳しいか・・・
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