看護必要度B項目の置き換えは長期的な視点で - CBnewsマネジメント |
下記の冬休みの宿題で分析をしていたデータから、トピックを切り出したものだ。
CBnewsの記事は、看護必要度のB項目が入院時ADLも含めた様式1の情報からおおよそ推測できるというものだ(特に認知症関連は精度良く評価できそう)。事務負担の軽減、評価負担の軽減を図るためにも、そういった検討は積極的に推進すべきだろう。なお、さらに精度を高めようとするならば、その意味があるかどうかも含め、じっくり検討すべきだ。なぜなら、
評価精度向上≠医療の質の向上
であるから。あくまでも支払いのための評価であり、医療の質とは関係ない。入院時のアセスメントや入院中の見回りの時間を減らしてまで、看護必要度の記録に時間を割くべきではない。
とはいっても、適切な支払いも重要なので、代替評価項目の設定はじっくり検討すべきだろう。