赤点で示したのは2010年度。なぜここだけ上振れしたか? おそらく民主党政権自体の診療報酬改定の影響。急性期入院医療に4000億円配分することとなり(改定説明資料では4400億円)、結果、その年度の入院医療費が大幅に伸びたと思われる。
2010年は特別であるとして、青点でプロットした残りの7年度は、あまり年度間の違いはなく、80歳以上の人口比率とかなり相関があるように見られる。
人口動態がある程度想定できる。おそらく入院医療費の伸び率は徐々に緩やかになり、地域によってはマイナスになると想定される。
このような状況を踏まえ、日満協の武久先生のご意見(下記)を読むと興味深い。
日慢協BLOG —- 日本慢性期医療協会(JMC)の公式ブログサイト » 2040年の社会保障費、「予想を見直したほうがいい」 ── 医療保険部会で武久会長 |