昨日の日経新聞朝刊。新型コロナウイルス感染症患者への早期リハ介入の話題。
コロナ患者 早期リハビリ ICUで実施、合併症や後遺症を予防・軽減 医療従事者の感染対策課題 :日本経済新聞
Webの記事では、ここまでなのだが、紙面では下記の内容に続いている。
記事中で、日本理学療法士協会の副会長が言及されているように、公立病院は理学療法士が少ない。
以前、CBnewsに記事を書いている。上下で分かれていて、上は無料会員でも読めるようなのでぜひ。なお、下では、提供単位数の推計を行っていて、セラピストの少ない国公立・公的病院では「広く薄く」になっている可能性を示した。「広く薄く」は、リハ提供の効率性の低下や、リハを必要とする患者に十分な量のリハを提供できない懸念がある。しかし、人員配置の制約を考えると、急に人員増を図るのは難しい。そこで、最後の提案として、急性期リハに特化するため、セラピストの充実した後方病床への連携早期化を推進すべきとした。
セラピストに限らず、自院内での人員体制と必要な医療サービスとのミスマッチは少なからず存在している。このミスマッチを自院内だけの問題とせず、地域での課題と捉えミスマッチを解消しようとすることが重要なのではないだろうか。
というわけで、よろしければ、下の記事、どうぞ。
リハビリセラピストが足りない国公立・公的病院(上) - 医療介護CBnews |
リハビリセラピストが足りない国公立・公的病院(下) - CBnewsマネジメント |