2020/11/27

柔軟性を高める、医療システム維持に

CBnewsに記事を掲載いただいた。

第3波を受け診療報酬の要件緩和を今すぐに - CBnewsマネジメント

今回、細かなデータ分析は載せていないが、代わりに、この半年のデータ分析などを通じて得た知見を模式的に整理したもの載せた(下の図)。


もちろん、病院により、診療科により、地域により、医療機能により、影響は異なる。このように簡略化することに違和感があるかもしれない。ただ、個々の要因をデータ分析で見ていくと、どれも無視できないインパクトがある、というのが実感だ。

記事では「要件緩和」をわかりやすい例として述べた。多くの患者が望んでいるのは、医療費を多少負担してでも、医療システムが維持されることではないだろうか。病院がクラウドファンディングで支援を求めるところに少なくない金額が集まる様子は、それを感じさせる。この瞬間の医療システムの維持のために阻害要因となるものを取り除く。そのひとつが人員配置などの診療報酬の要件である。

ちなみに、最近のセミナーなどでは上図の⑦の話をしている。この内容は年末年始の宿題にして年明けのCBの原稿にすべきか、次回の原稿にすべきか、今、迷い中・・・。