看護師が患者のちょっとした変化に気づき、医師などと情報共有し、適切な診断・治療に至る・・・といった話は珍しくない。これは薬剤師や管理栄養士、リハビリセラピストなども同じで、なるべく患者のそばにいることで、変化に気づくことが可能になる。
薬剤師は、院内処方から院外処方へのシフトにより、調剤室から病棟へ、その活躍の場を変化させている。リハビリセラピストもリハ室からベッドサイドへ、そして、管理栄養士も厨房から病棟へ、その場所を移動させている。
とは言え、管理栄養士はまだまだ積極的に病棟配置をしておらず、配置をしているところは限られている。このような実態について、統計データや病床機能報告のデータから可視化し、今後どうなるのか、どうあるべきか考えてみた・・・というのが、今回のCBnewsの記事。
厨房から病棟へ、管理栄養士の病棟配置要件化を考える - CBnewsマネジメント
記事では診療報酬改定の内容次第で、急速に管理栄養士の病棟配置が進む可能性を示した。配置の重要性を鑑みれば、今から何をしたらよいか、自ずと見えてくるのではないか、というのが今回の結論。お読みいただけると幸いだ。