糖質制限には、極端な制限から、ゆるやかなものまで、各種様々なものがあるようだが、スウェーデンの研究で、低炭水化物・高タンパク質食は、心疾患イベントのリスクを高めるとの報告がなされた。(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez/22735105) この報告は、4万3千人超の30~49歳の女性での15.7年にわたる調査に基いているとのこと。
ちなみに、5年前にも、同じ母集団での調査で、心疾患リスクの増加と、死亡率が高くなる報告がなされていたが、さらなる経過を追ったということなのだろう。(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17391111)
この5年では覆らなかったということで、『いいことずくめ』ではない、ということを頭の片隅に入れておくべきだろう。