日経が先週、4日間連続の記事で、医療再建と題して、創薬や看護・介護の人材確保、混合診療などをテーマに、簡潔にまとめていた。
4回目の土曜は胃ろうなどの延命治療だったが、最後の締めくくりの一文、「問われているのは私たちの生き方そのものだ」に集約されている。
延命できる技術、経験は十分に整った。これから先、どのような負担を誰が背負い、どのような社会にしていくか。個々人が考えなければならないのと同時に、あまり考えることがない人にとっても、分かりやすい社会的な仕組み・制度を考える必要があるかもしれない。これは行政まかせにできるほど、単純な話ではないと思う。
やはり、もっと死を身近に感じ、どういった社会を作るか、もっともっと考え、せめて、考えた人は情報を発信していく必要があると強く感じている。