2013/04/15

ガーゼマスク着用者は天然記念物級の珍しさ

マスク着用者数はインフルエンザや花粉症の先行指標になり得るかという視点で、昨年秋からのほぼ毎日実施していた調査を3月末で一旦終了した。

都内某所で一定ルールに従いマスク着用者数を地味に数え、週単位で平均した値を棒グラフに、折れ線グラフ2本でインフルエンザの患者数推移(東京都)とスギ・ヒノキ花粉飛散量推移(東京都千代田区)を一緒に表示した。

出所 マスク着用者:弊社調査、花粉飛散量:東京都健康安全研究センター、インフルエンザ感染者数:東京都感染症情報センター

その結果、今シーズンはインフルエンザと花粉症がオーバーラップするようなタイミングであったため、マスクだけではハッキリとしたことが言いづらいものの、マスクの種類(一体型やプリーツ型、ガーゼ型など。当調査、全期間を通じ、ガーゼタイプを見かけたのはたった2回だけ!!)や、twitterの情報など、合わせて見ることにより、風邪が流行っているような兆候や、インフルエンザが流行りだしそうな兆候をつかめそうなデータを取ることができた。

先行指標をいかにキャッチするか。この取り組みは継続して行きたいと思う。(弊社内の費用対効果があまり読めない点だけがネック・・・)

ちなみに、今話題の鳥インフルエンザA(H7N9)はこちらの国立感染症研究所のサイトが最新情報だと思う。