2013/05/21

ビックカメラで薬を処方!?

今月発表されたクオール薬局と日本調剤のIRレポートを読んでみると、どちらも積極的に店舗を増やす方向のようだ。これは組織拡大の方向性としては間違っていないように思うが、政策転換などの環境変化によっては急速に業績が悪化する可能性もはらんでいる。筋肉質の組織づくりも同時に行うことが大事だ(薬剤師の質の向上や、他業種との協業、非調剤事業の拡大などが重要な要素か)

 クオール薬局:http://www.qol-net.co.jp/ir/news/information/pdf/456_ir_file.pdf
 日本調剤:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1062334

クオール薬局のIRを見て、興味深いのがビックカメラでの調剤薬局の状況だ。
有楽町店は月1,000枚を超えるようになったようだ。月30日として一日30数枚、軌道に乗ってきたようだ。ただ、なぜビックカメラで処方してもらうのか客の心情が理解できないのだが・・・。

出所:クオール株式会社 IR資料

※調剤薬局に関する弊社レポートはこちら⇒ meditur insight vol.2 「調剤薬局の課題と未来」