2014/03/14

偏差値58から偏差値16への転落

DPC算定病院の知り合いなどから、機能評価係数に関する話を聞いたり、製薬メーカーの業界関係者から話を聞いたり、ここ1か月ほど、何かと話題に上ることが多い後発医薬品。機能評価係数Ⅱに、数量ベースでの評価をうまいこと組み込んだ。

どの医療機関も60%越えを目指して、取り組みが加速しているらしい。先日のMMオフィスの工藤代表のブログによると、卸の倉庫から後発品が消えた、とのこと。

後発医薬品係数はスピードのある病院が勝ち|「なんちゃって医療経営学」 ㈱MMオフィス代表 工藤 高のブログ

話半分にしたって、大きな動きが出てきていることは間違いなさそうだ。

話は変わるが、中学(どこにでもある田舎の公立中学)のとき、国語の成績は偏差値で55~60の間をいったり来たりしていた。漢字で稼いで、読解で落とす、情けない生徒だった。高校は地元の進学校に入ったのだが、そこで衝撃を受ける。国語の成績は低迷を続け、一番悪い時は、偏差値16まで下がった。当時、偏差値は25~75までしかないと思っていた自分は、間違いではないのか??と思ったくらいだ。(テストの点数が16点だったので、印刷ミスか何かだと思った) おそらく本質的な国語の学力はそうそう変わるものではないはずだ。

でも、偏差値58(中学)→偏差値16(高校)は現実に起きた。後発医薬品係数も、今、60%を目指している病院が多いようだが、間違いなく、みな頑張っている。今までがぬるま湯の中学校だったとしたら、来年は確実に進学校の高校に環境が変化する。今までのままだと、偏差値はガタ落ちする。60%を超えたからといって全く安心できないだろう。(おそらく上限60%を撤廃し、70%、80%という水準を上限にするに違いない) ますますの取り組み強化が不可欠だ。

余談だが、偏差値16の国語は、結局、高校を出るまで、自分の成績の足を引っ張ることとなり、これが今もってコンプレックスになっている。