先日の日経新聞。老いた犬や猫を対象とした介護施設やサービスが首都圏を中心に増えているという。
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表題の月額10万円は、人間ではなく、犬猫が対象だ。
犬も猫も飼ったことがないので、少し理解が及ばないのかもしれないが、「ペットは家族」「退職後に相手をしてくれるのは、やっぱり愛犬」なんて話を聞くと、ペットの地位がかなり高いことは間違いない。
一方、飼い主とて、「忙しい」「自分も高齢で体力がない」等の理由から、老いた犬猫の面倒をみることが困難なケースは珍しい話ではないようだ。なので、ペットの介護サービスを利用する。というのも自然な流れなのかもしれない。
人と同様、医療が進歩し、ペットの健康に気を配り、ペットの寿命が延びてきている今、ペット業界でも、医療保険が浸透してきた。人にも医療保険ののち、介護保険ができたように、ペットにも介護保険ができるのかもしれない。さらには、ペットの健康寿命を延ばす為に、予防医療や健康増進をすることになってくるのだろう。
あと10年は自分が元気でいるだろうから犬を飼おうと考えて飼い始めても、犬が長生きをして自分が弱ってしまい、ペットに添えなくなっては10万円が高い安いという以前に、あまりに寂しい。ペットのためにも、人間が長生きをするための予防医療や健康増進に力をいれていかなければならないようだ。何はなくとも、自分自身の健康増進を忘れずに。