すると、入院したこどもに付きっきりの親は、別のこどもたちはどこか(祖父母等)に預けておく、片方の親が仕事を休む等の困難がつきまとう。
先日読んだ本がこちら。
チャイルド・ライフ・スペシャリストの藤井さんによる話で、宮城県立こども病院の話が中心になっている。その中に、こどもも含めた家族がいつでも会えるべき、といったことが書かれていた。
てっきり、医療者側の人が「こどもは感染防止のために病棟に入れない」と主張しているのだと思っていたのだが、まさか医療者側の人から、いつでも会えるべき、という話が聞けるとは!?
多少の驚きがあり、さっそく宮城県立こども病院のホームページを見たところ・・・
宮城県立こども病院 - 面会のご案内 |
確かに二親等以内であれば、こどもでも会える。「未就学児はなるべく短時間に」ということだが、例えば、第二子、第三子が産まれた時に、長子が会いに行くことができる(会うだけなら短時間で十分。通常は会えないことも多い)。
全国のこども病院、面会基準なんて大差ないと思っていたのだが、意外と違うのかもしれない。今度、調査してみたい。
チャイルド・ライフ・スペシャリストについては、以前、下記のブログに書いた。素晴らしい仕事だと思う。前述の本も、その素晴らしさが十分に伝わってくる。ぜひお読みいただきたい。
チャイルド・ライフ・スペシャリスト ~診療報酬は無くとも、価値があるから仕事を~ - 医療、福祉に貢献するために |