2014/08/16

何も疑問を持たず見過ごしてしまったら

地面から50cmくらい浮き上がった自販機
目線のところがお金入れ(都内・銀座周辺) 
壁に埋め込まれた自動販売機。都内でも地価が高い銀座周辺ゆえの致し方ない設置方法なのだろうか。地面から50cmくらい高いところに置いてある。もしかしたら、以前は踏み台のようなものがあったのかもしれない。いずれにせよ、すごい高い。コインを入れるところが目線くらい。一番上のドリンクのボタンは、2mくらいの高さだろう。身長165cmの自分がギリギリ背伸びをしなくて済むくらいの高さだ。

これを設置する人は何も疑問を感じなかったのだろうか。いや、薄々おかしいと気づいていたのかもしれない。でも、依頼されたことだから・・・とそのまま作業したのかもしれない。
また、設置を依頼した人も、こうするしかなかったという苦肉の策なのかもしれないし、踏み台を撤去せざるを得ない状況にあとから事情が変わってしまったのかもしれない。

過程はどうであれ、今はおかしい。





通常のタイプではなく、取り出し口もボタンも
低い位置にあるタイプすればよかったのでは?
低い位置にコイン投入口などがあるタイプは、ユニバーサルデザインの自販機と呼ばれているらしい。

何も疑問を持たずに見過ごしてしまっていたら、そのままになってしまうものであっても、もし疑問を持つようにこころがけていたら、もっと良くなるはずだ(自分の仕事も同じで、昨日も反省したばかり・・・)。

サントリー食品インターナショナル(株) CSR サントリー