医療費どう抑える 健康なら「1万円」支給 :日本経済新聞
持病などですでに定期的に受診している人などからは、不公平といった批判もあるだろうが、それ以上に健康増進に対する意識が向上すれば、効果があったと言えるだろう。民間の医療保険では、このような制度がある(下記、メットライフ生命には「健康お祝い金」と称し、還元する制度がある。これだけでなく、他社にも類似制度あり)。
やさしくそなえる医療保険 [総合保障]のメットライフ生命 |
今まで、国民皆保険制度のもと、全員平等であることが原則だった。
かつて、麻生さんの発言が問題となったが、発言の本質的な指摘はごもっともだ。平等を維持するために、加入者には、制度を維持する努力が求められるだろう。
日経の記事の最後、COMLの山口理事長は、「患者が賢く病院を利用し、無駄な受診や投薬をなくせば、医療費はもっと減らせる」と指摘している。
ここでいう、医療費を減らすは、
医療費を減らす ≠ 医療業界を縮小させる
無駄な医療費を減らす = 必要な人に十分な医療費を使う
である。十分な医療を受けたいのなら、無駄な医療費を減らすか、負担を増やすか、のどちらかだ。