2014/08/29

医療の目的は治すことではない

医療の目的は『治すこと』ではなく、あくまでも『治すこと』は手段である。
医療の目的は『人生の、生活の支援』である。

~「治す医療から、支える医療へ」の本より抜粋・加筆~

医療者は治す医療から、支える医療に転換を図ろうとしている。一方で、患者側はそれを十分理解できないでいるのかもしれない。

なかなか在宅医療などの高齢者医療を理解する機会はないのかもしれない。だからこそ、この本は非常に勉強になる。ホームホスピス宮崎の「ケアする人のためのスキルアップ講座2011」の講演から書き起こされたもので、4人の先生の講演が収められている。

また、秋山先生の話に出てくるマギーズセンターについては、以下の「メディカルタウンの再生力」という本に詳しく書かれている。


ちなみに、太田先生の話は朝日新聞の記事にエッセンスがまとまっているので、こちらでも良いかもしれない。
(インタビュー)在宅医療で見えたもの 太田秀樹さん:朝日新聞デジタル