2014/09/22

「地域医療とは、人々が、そこに住んで生きていけるような仕掛けを考えていくことも仕事のひとつ」

たまたま読んでいて、いい言葉だな、と思った記事。
地域医療とは、人々が、そこに住んで生きていけるような仕掛けを考えていくことも仕事のひとつと考えています。人は将来の予測と計画のもとで暮らしています。病気や怪我は、これらを脅かすリスクであり、そのリスクを乗り越えるために医療があります。その意味で、地域医療とは、人に生活の予測と、この予測は明るい希望であって欲しいのですが、計画に携わるものだと思っています。霧のなかの手探りですが、病院から外に出て、地域医療に取り組んで行きたいと考えています。(平戸市立病院広報紙から引用・抜粋)
平戸市立病院 広報 竜んおとし子 第40号
平戸市立病院に着任された折出先生という方の言葉なのだが、病院から外に出て、地域医療に取り組みたい・・・という思いが非常に伝わってくる。

医療者がこんなに熱心なのに、地域住民側が何も応えようとしなかったら、まったく意味がないだろう。地域医療は、医療者だけでなく、地域住民も一体となって作っていくべきものだろう。

あらためて、地域医療の充実が地域活性化の大事な要素であると感じた。