2014/10/17

待ち時間の短縮に技術を活かす

先週の日経新聞(10/12の朝刊。電子版は10/11)。病院予約と決済をスマートフォンでできるようにした話。鍵は電子お薬手帳をつなげている点だ。

病院予約・決済、スマホで ビリングシステムなど  :日本経済新聞

ビリングシステム社から、プレスリリースも出ていた。

電子お薬手帳「hoppe(ホッペ)」
電子決済のビリングシステムとの業務提携により医療機関と情報連携へ www.billingjapan.co.jp/corpinfo/news/news-114553969630022713/TopLink/RedirectFile/141014.pdf


最近、こういった話は良く目にするようになった。お薬手帳の電子化だけでは利便性向上等の魅力に欠ける若年層向けには、決済や予約といった面倒な部分を効率化できることが大きな訴求力になるだろう。しかし、それほど利用頻度の高くない患者にとって、1回限りの決済や予約のために、導入するハードルはそれなりに高い気がする。

スマホなど様々な技術も大事だ。ただ、それ以前にできることはないか。今一度確認いただきたい。さらには、患者側も過度な期待はしない、無駄な受診を減らす等の余地があることを認識いただきたい。以下は以前書いたブログ。何かしら参考になれば。

外来は待たされるもの? - 医療、福祉に貢献するために