進化する今どきの社員食堂:日経ビジネスDigital |
少し前にタニタ食堂が話題を呼んでいたが、そのタニタに監修を依頼した経済産業省のKENKO食堂をはじめ、実例4社が紹介されていた。
それぞれよく考えられていると感心させられる。家でバランスのとれた食事を朝晩に食べ、 昼は栄養バランスやカロリーに無頓着というのは、もう昔のことなのかもしれない。
もしかしたら、生涯未婚率が高くなり、朝晩、家で食事をつくるのは難しいけれど お昼くらいはきちんと栄養バランスのとれた食事をしたいという人の割合が大きくなってきた、という推測もできるかもしれない。
ある主婦に聞いたところ、『主婦目線で考えてみても、 子供たちは給食で、大人は社員食堂で、バランスよい栄養のある食事を毎日食べられるというのは大変ありがたい』とのこと。なるほど、子供の栄養バランスは給食のおかげで助かっているのか。
さらにその主婦は続けた。『なので、家での食事のバランスが崩れている日があっても許されるような気がする。』 家事に完璧を求めるのは難しいという意味なのだろうが、ストレスを抱えずに生活するには、あまり完璧を求めないことが大事なのかもしれない。
また、仕事をしていて、家事の時間をなるべく少なく効率よく行いたいと考えている世帯ならなおさらであろう。女性が働きやすくなるためにも社員食堂の進化は役立つに違いない。
ただ、先ほどの主婦が愚痴をこぼした。
『栄養バランスを求めた結果、ランチ代が増えた』
さらに贅沢をいえば、毎日食べても負担にならない安さだろうか。記事で紹介されていたのは大企業ばかりだったので問題ないのかもしれないが、ワンコイン(500円)以内でないと、毎日継続して社員食堂に通うのは難しいのではないだろうか。
『タニタとか、そういうおしゃれさは要らないから、ワンコイン(500円)以内でバランスの良い食事を出してくれればいいのに』
主婦の意見は辛口だ。
余談だが、社食と言えば、こんなサイトもある。羨ましいなぁ・・・。
社食.com|あの企業の社員食堂って気になる! |