2014/10/03

パートナー同士の息が合わなかった・・・

昨日の日経夕刊。パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)が注目を集めていることを紹介している。

詳しくは記事をお読みいただきたいのだが、興味深いのは、静岡のある病院の話。(以下、日経記事の抜粋)
PNSを試行的に導入した。しかしパートナー同士の息が合わなかったり、「負担が大きくなった」「1人の方が楽」といった不満が現場の看護師から相次ぎ、結局元に戻した。

パートナー同士の息が合わなかった・・・という衝撃的な結末。PNSを導入して、うまく行っている病院では、大抵「あかるい職場環境です」「お互いを思いやる風土が根付いています」といったアピールをしている事が多い。それだけに、この静岡の病院、どこだか分からないが、大丈夫だろうか??


そもそも、看護の形態と、今の病棟の形は最善なのか。ふと疑問に感じることがある。

下記は、日本ではなかなか見かけない形態の一例だが、オハイオ州の病院の事例だ。
https://d3pxppq3195xue.cloudfront.net/media/files/Miami_Valley_Hospital_nbbj_case_study.pdf

廊下で車いすとストレッチャーがすれ違いできない・・・なんて悩んでいる病院から考えたら、びっくりの世界だ。

パートナーと息が合わないのは、病棟が開放的でないことも関係あるのでは?と思ったので、こんな例を紹介してみた。世の中、まだまだ知らないことばかりだ。