2015/05/01

「マチの健康ステーション」、タバコ販売はやめられない・・・(その3)

コンビニのタバコ販売について、2回ほど記事を書いてきた。

前回、前々回はこちら↓ 

これまで健康に力を入れている印象のあるローソンを取り上げてきたが、今回は別のコンビニチェーンの状況を見てみたい。

さっそく、ローソンに加え、ファミリーマート、ミニストップの売上高の構成比を比較した。

コンビニチェーン大手3社 売上構成比比較(クリックで拡大します)
出所:各社IR資料等(直近年度の数値を使用) ファミリーマートはECの金額を除いた構成比

タバコの比率は各社25%を超えていた。もう驚く必要はないだろう。コンビニの売上において、タバコの占める割合は非常に重要であるのだ。

利益はおそらく大した割合ではないものの、売上に大きく貢献し、また、来店時のついで買いを誘う、重要な役割をタバコが担っていると思われる。

コンビニからタバコが消える日はまだまだ訪れないだろう。

※最大手セブン-イレブンの数値は公表されていないため、不明