改善余地の少ない複雑性係数から見えること - CBnewsマネジメント
先日のケースミックスの話は、言うまでもなく、この記事のための分析であった。
ケースミックスに悩まされた1週間 - 医療、福祉に貢献するために |
というわけで、記事と合わせて先日のグラフをご覧いただくと、MDC02の眼科系疾患や、MDC06消化器系疾患、MDC12の婦人科系疾患の動きが興味深い結果となっている。
眼科や婦人科の入院件数を減らせば複雑性係数は上がる・・・ということが分かって、外来移行できるものであれば良いが、そうでないのであれば、努力余地はないように思う。
しかも、入院件数を減らし外来に移行させれば、機能評価係数上の患者シェアや疾患カバーが減る(シェアもカバーも、本来は外来も含め考えるべきもの!)。複雑性係数を上げたら、地域医療係数やカバー率が下がってしまった、なんてことになったら、とても笑えない・・・。