2017/06/09

「退院困難な要因の内訳」で示されたポイントを盛り込んだ記事になってて自分でも驚いた

先日の中医協、入院医療等の調査・評価分科会の資料について。

中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)審議会資料 |厚生労働省

退院困難な要因の内訳が示されていた。急性期病棟では、「緊急入院であること」が最も多く選択されていた。また、悪性腫瘍・認知症・誤嚥性肺炎などの疾患もその理由に挙げられていた。⇒下記資料に赤枠を付記
出所: 上記分科会資料(グラフ上の赤枠・青枠は弊社で付記)

この赤枠内の話、ちょうどこの分科会の朝、公開されたCBnewsの記事(退院支援強化で看護必要度厳格化を乗り越える)に書いた内容だ。

そして、入院前との比較はしていないものの、ADLが低下している患者(上記資料の青枠)が、このCBnewsで述べたかった主題である。この青枠は後方病床に行くと、一番の理由になっていることからも、連携をスムーズに進める上で、ADLが低下している患者を意識した改定が望まれる。

詳しくはCBnewsの記事に、独自データ分析を交えて書いたので、お読みいただければと思う。