2018年5月2日【「2017年 病院看護実態調査」結果報告】
看護人材の地域での活用に看護管理者の関心高く/離職率は横ばい続く PDFリンク
都道府県別のデータ(2016年度(2017年度調査))で地域性を見た。まず、正規雇用看護職員(緑色の日本地図)。色が濃いほど離職率が高い。
この分析結果は、以前、ブログに書いている。また、MMオフィス工藤氏のCBnews記事に分析データを提供した。
表に出る「データ分析」としては、これが今年最後か |
看護師離職率は地域の病院数と正の相関 - CBnewsマネジメント |
次に新卒看護職員(赤色の日本地図)。さきほど同様、色が濃いほど離職率が高い。
新卒看護職員の離職率には地域性が見られない。都道府県別のデータによる相関係数で評価したところ、病院数・病床数などはあまり関係がないと言えそうである。気になったのは、次の2点。
- 正看護師と准看護師の比率で、准看護師の比率が高いところは、新卒離職率が高い
- 正看+准看の人数に対し介護福祉士が多いところは、新卒離職率が低い
余談。ゴールデンウィーク明けにスタッフがデータ準備をしてくれていたのだが、整理するのが遅くなりごめんなさい・・・