誤嚥性肺炎の「退院」って何だろう?:日経メディカル |
誤嚥性肺炎のデータ分析は難しい。入院加療したら、すっきり治る、元気に退院できる、というものではない。それゆえ、病床高回転化を意識しなければならない環境下、どういう入院医療を目指すべきか、画一的・絶対的な正解はないと思っている。本当の正解を探そうとするならば、地域でどのように連携するか、医療・介護資源の供給体制や患者背景まで考えなければならない。
でも、国が目指している方向性を考えるときに、この記事の先生がいう
今後は嚥下評価や食事調整の役割が後方病院へと移っていくこのような方向性は強く同意だ。また、それぞれの医療機関が役割を発揮するという観点で、
誤嚥の原因疾患が隠れていないか、とことん追及することといった、それぞれの医療機関が持っている特性に応じ、価値を発揮することこそが重要になるだろう。
あらためて、この記事を読んで、いままで漠然としていた部分が、すっきりした。