2018/12/14

誤嚥性肺炎の分析の難しさ

誤嚥性肺炎の「退院」って何だろう?:日経メディカル 誤嚥性肺炎の「退院」って何だろう?:日経メディカル

誤嚥性肺炎のデータ分析は難しい。入院加療したら、すっきり治る、元気に退院できる、というものではない。それゆえ、病床高回転化を意識しなければならない環境下、どういう入院医療を目指すべきか、画一的・絶対的な正解はないと思っている。本当の正解を探そうとするならば、地域でどのように連携するか、医療・介護資源の供給体制や患者背景まで考えなければならない。

でも、国が目指している方向性を考えるときに、この記事の先生がいう
今後は嚥下評価や食事調整の役割が後方病院へと移っていく
このような方向性は強く同意だ。また、それぞれの医療機関が役割を発揮するという観点で、
誤嚥の原因疾患が隠れていないか、とことん追及すること 
といった、それぞれの医療機関が持っている特性に応じ、価値を発揮することこそが重要になるだろう。

あらためて、この記事を読んで、いままで漠然としていた部分が、すっきりした。