2019/03/20

7対1で単価が低い病院は要注意

今朝、CBnewsに掲載いただいた記事は、やや強引な分析。

急性期の低単価病院は利益率が低い!? - CBnewsマネジメント 急性期の低単価病院は利益率が低い!? - CBnewsマネジメント
病床機能報告のデータを使って収益性を評価するという、妥当性に疑問符のつく内容。(とは言っても、これまでの分析結果などからある程度妥当だと思っているので記事に書いている。でたらめではない)

収入最大化を目指すのであれば、看護配置は「手厚くする」のが答えだろう。ただ、利益最大化を目指すのであれば、最適な配置や最適な診療内容があるのでは?というのが記事の主旨だ。

単価次第では人件費率が重荷になり、利益率が下がることを示唆している分析結果を載せた。そしたら、ちょうど良いタイミングで、昨日、WAMの17年度調査の結果についてCBnewsに記事が掲載されていた。


この記事にある7対1病院の病床規模別の表から、規模別の平均単価、利益率を計算すると、低単価では利益率がマイナス、高単価ではプラスになっていた(自分が示した結果と似た傾向!!!)。

自分の記事のタイトルに「!?」をつけたのは、言い切る自信がなかったからだ。でもWAMの記事を読んで、まったくの見当違いの内容ではなさそうでほっとした。