この前の水曜に掲載いただいたCBnewの記事。
急性期一般入院料2・3は検討に値するか(後編) - CBnewsマネジメント
都道府県レベルで見ると、急性期病床の看護配置7対1と10対1の病床比率は、高齢化と非常に強い相関がある。高齢化の割に7対1の病床が多いところ、少ないところは、何らか特徴・課題があるのでは?という見方をすることも可能。
また、入院料1~6の選択は、各病院の病床数の影響を強く受ける。中小病院は、入院料5、6を選ぶ割合が高い。
このあたりのデータと理由を記事に書いた。
そして、本題の入院料2・3の状況について、分析結果を参考にしながら今後の展開を考えた。今回の記事では触れていないが、病院個別のシミュレーション結果を踏まえた収益性だけ見てもダメで、医療安全等の医療の質や、人員採用計画などもあわせて考えることが大事である。
金曜日はSSKのセミナーに。メデュアクト流石氏とのセミナーは、こちらも色々勉強になった。ディスカッションパートは、流石氏に聞きたいことをぶつけさせてもらった。たとえデータ分析結果が正しくても、必ずしも現場が行動を変えてくれない点について、流石氏の考え方は非常に参考になった。オンデマンドで配信してくださるようなので、よろしければぜひ。