最近、ある地域の公立病院の話題をニュースなどでよく見かける。極めて病院経営環境が厳しいだけに、その公立病院などの経営が厳しいのは致し方ないと思う。ただ、コロナ前に、その県内の公立病院などに対するアクション案をまとめ(完全に黒子なので名前は出てこないが)その一部は地方紙のトップにも掲載された。それらのプランは、計画が見直されたものもあれば、スルーされたものもあったのだが、5、6年の時を経て、そのスルーされたプランのいくつかが、そのとおりの検討をはじめたというニュースを見聞きした。何だかなぁ・・・、あのとき実行に移してくれていれば・・・、とちょっと悔しい思いをしている(自分たちの説得力、訴求力が弱かったのか、経営環境の悪化によりお尻に火が着かないとダメだったのか)。
その悔しい思いはどこかで何かに活かせるはずである・・・とぼんやり考えながら、最近も地域の調査と分析をしている。
その分析において、いかに訴求力を高めるか。これは弊社の永遠の課題である。その課題へのチャレンジが、今回のCBnewsの記事。
外来機能報告や施設基準の届出、NDBオープンデータなどを基に、意図を持って可視化することで、示唆を得ようと試みた。原稿を書いてから、あとで見直したら、もっとよくできたのでは・・・と思う点があった。日々精進するのみだ。