CBnewsに狭心症や心不全の医療需要動向に関する記事を掲載いただいた。
記事では5つの分析グラフを紹介した。その裏側では、この20倍以上のグラフを作ったのだが、記事に含めることはできず・・・。同じ主張のものを、前編・後編に分けてしまうのも冗長で・・・。結局、ほとんどの分析は自分でボツに。
例えば、こんな分析グラフ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOXAidWApf2mxGK-00eF7g2RY1YGXSJBRr3UJ7k4WbmlPtdVY6koH_VY-cSQFHxuTEdELH5Hr3vQ2o3bIsX3uoiP8db_703CbUnqwDupv3OtlE2FCrd38VadAlX9szdFqjcgcOESK7H7_a/s400/ablation.png) |
DPC公開データ(2013-2017年度実績)を基に作成 |
頻脈性不整脈に対するアブレーション。入院で年100件を超える施設数が、2013年度は150施設弱だったのが、2017年度には300施設弱と、約2倍に。劇的なスピードで増加している。
また、同じアブレーションにおける各年度の件数上位9番目の施設における症例数を比較すると、年々件数が増えている。ちなみになぜ9番目??というのはかなり恣意的。最上位5病院くらいの変動は、こんなに単純ではない。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYTrh07Q7bEj_xXyqxNO8rSgynUh0kHEm9Kes0rXQoorKynn6FijEWNGPwbbEcReZaL3S2oUO9JhXUGidVYizKXpz2G-vV9gJ9o6G3E6eIfaArmHjN66xdRPbV8TFtskhbN3fnKL7DDj2P/s400/ablation2.png) |
DPC公開データ(2013-2017年度実績)を基に作成 |
そのうち、今回の無駄になった分析を見直して、新しい気付きがないか考えたい。
結局、CBnewsの記事は、狭心症と心不全の分析しか示していないが、主旨はわかりやすいかと思うので、お読みいただけると幸いだ。