2020/11/27

今日のセミナーの模様(イメージ画像)

本日の医用工学研究所様のセミナーにご出席いただいたみなさま、ありがとうございました。

セミナー冒頭、下記のような感じの衝撃的な逆さまの顔をお出ししてしまい、失礼いたしました。



カメラのセッティングがうまくいっていなかったようで、まさかこちらもびっくりの上下反転、さすがに焦りました。

柔軟性を高める、医療システム維持に

CBnewsに記事を掲載いただいた。

第3波を受け診療報酬の要件緩和を今すぐに - CBnewsマネジメント

今回、細かなデータ分析は載せていないが、代わりに、この半年のデータ分析などを通じて得た知見を模式的に整理したもの載せた(下の図)。


もちろん、病院により、診療科により、地域により、医療機能により、影響は異なる。このように簡略化することに違和感があるかもしれない。ただ、個々の要因をデータ分析で見ていくと、どれも無視できないインパクトがある、というのが実感だ。

記事では「要件緩和」をわかりやすい例として述べた。多くの患者が望んでいるのは、医療費を多少負担してでも、医療システムが維持されることではないだろうか。病院がクラウドファンディングで支援を求めるところに少なくない金額が集まる様子は、それを感じさせる。この瞬間の医療システムの維持のために阻害要因となるものを取り除く。そのひとつが人員配置などの診療報酬の要件である。

ちなみに、最近のセミナーなどでは上図の⑦の話をしている。この内容は年末年始の宿題にして年明けのCBの原稿にすべきか、次回の原稿にすべきか、今、迷い中・・・。

2020/11/17

資料整理メモ

土日に資料などを整理したので、その中から、気になった箇所を共有(社内共有のつもりだったが、公開しても問題ないと思ったので)。前後の文がないと、意味が伝わりにくいかもしれないが、そこは資料で直接確認を・・・。


Phase3、11月号

未来医療研究機構代表理事 長谷川氏のインタビュー記事から 

病院が医療職を丸抱えして、「母艦」のようなかたちで地域に医療職を送り出す形を取らざるを得ないのです。


平成医療福祉グループ代表 武久氏のインタビュー記事から

夜間の救急患者の受け入れ強化には力を入れました。医師に聞くと「自分の専門外は診られない」とのことだったので、内科医が当直の際は常勤外科医に、外科医が当直なら上院内科医にそれぞれ夜9時半までシフトに入っていただきました。


Phase3、12月号

相澤病院 相澤氏のインタビュー記事から

大型病院で専門分野に特化して働いてきた医師に再訓練の機会を提供し、それまで培ってきた知識と経験を活かしながら、新たな役割を果たしてもらえるようスムーズにシフトしていける体制こそ必要でしょう。


月刊保険診療、10月号

特集Ⅰ、鼎談から(引用した箇所は前後でつながっていない)

松田氏 緊急事態であるにもかかわらず、現行の診療報酬制度で人員基準等で縛ってしまうのは間違っているのではないでしょうか。(中略) 柔軟な医療提供、医療行政ができる仕組みを予め決めておかないと今回のようなことが起こってしまいます。そういう柔軟性が日本の医療には足らない気がします。

松田氏 組織Aの人が組織Bで働いてもいい仕組みを考えていかないと地域医療は回らなくなるのではないかと思います。

神野氏 アライアンスについては、当法人では3つの小規模多機能を運営していますが、例えば「インフルエンザで職員が1人休んだ」というときに、グループでやっていれば「老健から回します」といったことができるわけですよ。




2020/11/12

11/11に111回目

CBnews、新しい記事、掲載いただいた。今回はグラフ少なめ。

経営改善の訓練に最適な効率性係数向上への取り組み - CBnewsマネジメント

多くのステークホルダーとの調整をうまく行えるようになるためには、経験を積むことも重要。これを可視化するのは難しい(書籍で同じような内容を読むとしたら、多分、グラフよりは、素敵な挿絵が入るようなイメージ)。

余談だが、11/11に111回目。1並び。

2020/11/09

2020/11/01

DPC退出ルールの記事を書こうと思った背景

もう5日前に掲載いただいた話ですが、よろしければどうぞ。

今後問われるDPC退出ルール見直しの必要性 - CBnewsマネジメント 今後問われるDPC退出ルール見直しの必要性 - CBnewsマネジメント

病院にこもっていたため、ブログでお知らせする気力は起きず。

今回の記事の内容は・・・

DPC退出ルールを考えながら、地ケア病棟の包括制度や、慢性期DPCを一緒に考えていると、退出した結果、出来高に戻る道が適切なのか・・・という疑問が生じた。(医療資源投入量の少ない「急性期」の患者は、医療内容やADLから判断すると地ケアや慢性期に近い患者もいるし、前後の日の医療資源投入量まで見れば「急性期」にしかいない患者もいる)

そして、現状、出来高算定が認められる入院患者は・・・、と考えると、退出ルールは他の入院料も含めた大局的な整理をしておかないと、部分最適にしかならないのではと思った次第だ。

そのため、「退出」というネガティブなルールではなく、もっとポジティブなルールを考えるべきという結論に至り、そのポジティブなルールが必要となる背景と、そのルールを今回の記事に。

上に記したもやもやと頭の中で考えていた疑問や過程は、一切、記事にしなかった。記事は、最後のポジティブなルールの背景と中身だけ。もう少し、きちんとデータも含めて整理できたら、その辺りまでのことを書きたい。