医療、福祉に貢献するために

医療、福祉に貢献するために
~ 株式会社メディチュア Blog

2020/02/19

月刊保険診療、必読です!!!

月刊保険診療。最新号の2月号。特集Part.2は改定の対談。


MMオフィス工藤氏とウォームハーツ長面川氏。師と仰ぐ2人の対談。

(自分でそう言っているだけですが)弟子として、ただ自慢したかっただけです。写真まで載せて、ただの自慢です。お許しを。

2020/02/18

広域化 ≠ 集約化

広域化の記事。興味深い。

広域化の消防本部と医療機関の協力関係構築が必要 - 医療介護CBnews 広域化の消防本部と医療機関の協力関係構築が必要 - 医療介護CBnews

CBnewsの文面に広域化のメリットが述べられていた。
素案では、広域化のメリットについて、▽初動消防力、増援体制の充実▽現場到着時間の短縮▽予防業務・救急業務の高度化・専門化、計画的な研修の実施▽救急搬送における対応の統一化・標準化-などを挙げている。

現場到着時間の短縮に??となった。
施設の集約化、エリアの広域化などを図ると、アクセスは悪くなるのではないか?

そこで、素案(「秋田県消防広域化推進計画」(素案)に関する御意見を募集します | 美の国あきたネット)を読んでみたら、納得。
①初動消防力、増援体制の充実 広域化により、市町村の境界を越えて出動することが可能となり、初動の出動台数の充実が図られるとともに、統一的な指揮のもとで応援体制の強化を図ることが可能となる。
②現場到着時間の短縮 市町村の境界に関わらず、直近の消防隊・救急隊が現場に直行することが可能となる場合があり、現場到着時間の短縮が図られる。
指揮系統の広域化であれば、アクセスは悪化せず、よくなるケースがある。なるほど。

素案では、医療機関との連携について地域包括ケアシステムや二次医療圏などの用語とともに留意点が述べられている。

人口動態上、秋田は課題が先に顕在化する地域のひとつだ。色々参考になる。

2020/02/13

データを疑ってみることの重要性

先日のブログ(年2000件、クリアできる病院は900施設程度か)、病床機能報告のデータ、他にもおかしな数値があった。MMオフィス工藤氏に指摘された。鋭い!!

厚労省のサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/open_data_00002.html)の注意書きには、下記のようにあるので、都道府県のデータを確認する必要があるのはやむを得ない。
2.当ホームページの情報は、平成30年6月15日時点において病床機能報告事務局が把握している報告内容を基に作成されています。
ただし、都道府県庁において個別に情報を更新している場合もあることから、
最新の報告内容については、各都道府県庁のホームページにてご確認ください。
自分が情けないのは、医師数を縦軸に取り散布図にしているので、外れ値を拾い上げることができたはずだ。それなのに、チェックが甘かった。明らかに件数分布から外れていた国保旭は気づけたのに、諏訪赤十字は気づかなかった。他にも1病院気づいたが、これは確信が持てない(2016年が1800件程度なのに、2017年度は9,000件超え)。

分布から外れた病院をチェックしていて、首都圏で医師数や病床数はあまり多くないものの、救急車の受入台数が極めて多い病院などに気がつけたのは個人的に収穫だった。

下のグラフは、先日のブログのグラフを、現時点でわかっている範囲で修正したもの。

データを疑ってみることの重要性を再認識した。反省。

2020/02/09

病床ダウンサイジング支援の84億円

いつから(先月?先々月??)か忘れたが、パソコンのブラウザなどでブログを見てもらうと、画面の右に出る「こちらの記事もいかがですか」のおすすめを「減反政策から学ぶこと」にしている(これ、実は勝手に出てきているのではなく、こちらが選んだものを表示しているだけ)。

この記事を書いたのは4年半も前のことだ。これに関連して1年半前に、精神病床の地域移行機能強化病棟入院料をテーマに記事も書いた。

ダウンサイジングが評価される時代に備えよ - 医療介護CBnews ダウンサイジングが評価される時代に備えよ - 医療介護CBnews

病床ダウンサイジング支援に84億円のニュースが流れ(下記、CBnews記事参照)、

「病床ダウンサイジング支援」に84億円 - CBnewsマネジメント 「病床ダウンサイジング支援」に84億円 - CBnewsマネジメント

そして、このダウンサイジング支援については、下記の会員サイトで、日本医療法人協会の加納会長が「減反」という言葉を使い、コメントされている。



減反は協調型の課題解決手法である。そして、減反は”その先”を考えておくことが重要だ。その観点においては、純粋に米の減反政策を知ることも参考になる。

改定が気になる時期とは言え、中長期的視点での課題整理も忘れてはならない。

2020/02/08

感覚からの脱却 可視化による課題の発見

データ分析を生業にしている弊社としては、「分析・可視化が大事」は当たり前過ぎることだ。

当たり前のことだ。

でも、プライベートで、データの可視化を体験したら、想像以上にすごかった。

先日、Wattbike(ワットバイク)に乗ってきた。

日本サイクス ワットバイク 日本サイクス ワットバイク

自分で漕いでいる瞬間、瞬間に、目の前の画面に、ペダリングの良し悪しが数値とグラフになって表示される。自分が正しいと思う方にペダリングを治すと、目の前の数値が良くなったり、グラフが良くなったりする。感覚ではない。数値で目に見えるのだ。

「正しい」と思うのは自分の感覚でしかないが、数値で示されると「正しい」は本当に正しい。

可視化のすごさを実感できた。

そして、課題も発見できた。ペダリングどうこうではない。増えすぎた体重が、一番の課題だ。

2020/02/07

答申が出たけど、一切関係ない話題

建築好きでも何でもないのだが、この2週間で撮った写真。

旧唐津銀行

旧大阪教育生命保険ビル

たまたま前を通って、気になったから撮っただけなのだが、どちらも辰野金吾の作らしい。

あと東京駅も、この2週間で何回も使っているが、写真はわざわざ撮らないので、ちょっと古いし、しかも季節が夏だけど、以前撮ったものを。

東京駅
唐津は「建物の前」をたまたま通りかかったのは事実。ただし、唐津の街自体には個人的な興味・関心で佐賀県内の調査のために寄ったのであって、さすがに、気がついたら唐津にいた、というようなたまたまではない。

(追記)記事を書いた直後に東京駅の前を通ったので、今の様子を撮ってみた。
今日の東京駅


2020/02/05

今回の記事は、新しいデータを使ってます・・・と言っても、お読みいただく方には、結果だけが大事なので、あくまでも社内的な興味・関心です

CBnewsに回リハの分析記事を掲載いただいた。

20年度改定回リハ実績指数引き上げ、クリアの先には? - CBnewsマネジメント 20年度改定回リハ実績指数引き上げ、クリアの先には? - CBnewsマネジメント

改定の話題にも触れているので、よろしければ、ぜひ。

今回、社内的には、新しいデータを使って分析しているので、色々と不安もあった。でも、おかしなデータはあまりなさそうで、ほっとしている。(分析結果から判断しているので、精査は今後も継続する)

データ収集・整理をしてくれているスタッフに感謝。

2020/01/31

年2000件、クリアできる病院は900施設程度か

2020年度診療報酬改定。救急は看護必要度しかり、下記の加算しかり、手厚くなりそうだ。
(新)地域医療体制確保加算 ●点(2)救急医療に係る実績として、救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプターによる搬送件数が、年間で 2,000 件以上であること。
2000件をクリアするか否かで、加算が取れる・取れないの分かれ目があるので、ギリギリのところは、何とか加算が取れるように積極的に受け入れする・・・といったことも考えられる。

病床機能報告から、全国の病院の受入件数と、医師数の関係をプロットしてみた。(余談だが、厚労省のウェブサイトで配布されている2017年度の病床機能報告データ、国保旭中央病院の救急車搬送件数がおかしい。千葉県のウェブサイトに置いてある個別のエクセルが正しいと思われる)


病床機能報告(2017年度)を基に作成

年2,000件を受け入れているのは、病床機能報告の対象病院の14%、約900施設。
救急車の受入件数ごとの病院比率
病床機能報告(2017年度)を基に作成

この加算が、医療システムを疲弊させるのではなく、地域の課題解消に貢献することを期待したい。

2020/01/24

救急医療にはもっと点数をつけるべき

先週土曜、ある地域の市民向け講演会を聴講してきた。地域の救急隊を統括している方と、地域の拠点病院の院長先生が話をしてくださった。救急隊の方は「限りある医療資源の有効活用に向けて」というテーマで、色々興味深い話をたくさんしてくださった。軽症救急の事例は驚くばかりで、会場がどっとわくような反応もあった。院長先生の話は、色々勉強になりすぎた(すごすぎて、ここに書けない)。

そんな話を聞いた直後である。CBnewsに最新の記事を掲載いただいた。

看護必要度の見直しで救急患者確保競争が激化!? - CBnewsマネジメント 看護必要度の見直しで救急患者確保競争が激化!? - CBnewsマネジメント

最後のグラフ(2ページ目なので、会員しか見れないのはお許しを・・・)に、すべてのエネルギーを注いでいる。

今回の改定で、某病院は、看護必要度が80%くらいになるのでは?と思っている。一方で、ギリギリになるところも出てくる。

そんな中で、記事の最後に書いた2つの懸念点に対し、配慮が足りていないように思う。個人的には、ハードルは上げずに、条件・基準を厳しくした方が、柔軟性も担保し、効率性・高回転化なども促せると考えている。また、「看護必要度を満たすため」に救急を受け入れるという病院側の意向で需要を生み出してしまう可能性が否定できない見直し案だ。

本来は、1件1件の救急搬送患者に対する評価を手厚くし、救急患者の受け入れインセンティブを高める。そして一方で、看護必要度では「救急」だけで評価しないようにする。そうすれば、病院は看護必要度を満たすかどうか気にせず、救急を受け入れられるときに受け入れ、そうでないときは他にお願いする、という自然な形になるはずだ。

看護必要度Ⅰで「救急搬送で入院」した患者を一律評価することも微妙だ。軽症救急もそうでない救急も入院すれば5日間、A項目2点が取れる。病院によっては、日勤帯の軽症救急ばかり取ろうと考えるところもあるだろう。地域によっては、それがありがたいというところもあるだろうが、重症な患者ばかりが回されてくる病院は、相対的に不満になるだろう。

看護必要度Ⅱで救急が除外されているのは、救急か否かに関わらず、医療資源投入とADLで評価されるため、それはそれで良いものだと思っていたのだが・・・。

先週の土曜の話を聞いて改めて感じたことだが、救急医療にはもっと点数をつけるべきだ。しかし、看護必要度で評価するのはちょっと違うのではないか。データ分析をしながら感じた次第だ。改定でどうなるか分からないが、現場は診療報酬制度を上手くクリアしようと努力する。それだけに、その努力が正しい方向に向かうように制度を作ってもらいたい。

2020/01/12

21都府県

年末年始、北は五所川原、西は姫路まで。18きっぷの旅を満喫。車中は、本を読んだり、分析したり、原稿を書いたり、病院を見に行ったり。

途中、新幹線を使ったり、船に乗ったりしているので、昔ほどのストイックさは無いものの、移動目的でなく、乗ること自体が目的の旅は最高だ。

と言いつつ、気になるエリアでは病院を見に行ったりもしたので、色々勉強にもなった。

通ったのは21都府県。青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島、新潟、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、滋賀、京都、大阪、兵庫。意外と多いのか、少ないのか、よくわからないが・・・。

2020/01/09

「期間ⅡまでDPC点数継続」を近視眼的・大局的に見てみた

新年、最初の記事を掲載いただいた。

地ケア転棟、期間IIまでDPC点数継続の影響をどう見るか - CBnewsマネジメント 地ケア転棟、期間IIまでDPC点数継続の影響をどう見るか - CBnewsマネジメント

年末年始で十分時間があったので、温めてきた練りに練ったネタを・・・、と言いたいところだが、いくら時間があっても能力は高まらないので、いつもどおりの仕上がりに。
編集の力で、うまくまとめていただいているので、ぜひお読みいただければ幸いだ。

内容は、次回改定で、DPCから地ケア病棟への転棟時、期間ⅡまでDPC点数を引き継ぐ見直し案について、どのような影響があるのか整理した。

影響は①医療機関別係数、②転棟タイミング、③対象疾患によって異なることを示した。また、見直し案を経営的にポジティブに受け止めれば、「早期転棟」、「地ケア直接入院」を積極的に考えるべきであることを示した。この「早期転棟」、「地ケア直接入院」は、大局的にも、病棟機能分化、アウトカム志向の方向性に一致するものである。

すなわち、コンサル的発想と言われかねない収入最大化を意図した「早期転棟」、「地ケア直接入院」は、時代の流れに対し矛盾が生じないと理解している。

・・・とここまで書いたが、もともと書こうと思っていたことは、記事最後の段落だ。診療報酬制度の体系的な理解をされているMMオフィス工藤氏に言わせると「時空がゆがむ」とのこと。今回のDPC期間ⅡまでのDPC点数継続は、機能分化・アウトカム志向を加速させるだけに、制度面でうまく整理し、改定時の混乱を最小限に抑えてもらいたい。

2020/01/02

本年もどうぞよろしくお願いいたします

旧年中は多くのみなさまに大変お世話になりました。本年もデータ分析に注力し、さらなる価値の提供に努める所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

年末の趣味と実益を兼ねた調査で見た穏やかな日本海


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