2017/12/12

医療需要シミュレーション(日本全体 市区町村別)

市区町村単位での入院医療需要の推移シミュレーションが一通り終わった。(福島県の浜通りの一部のエリアは試算できなかった)


この地図の基になっているのは、国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計で、医療需要の試算ロジックは独自のもの。受療率と在院日数が変わらない前提でのシミュレーションなので、在院日数短縮圧力がかかれば、もっと需要は減る想定。(逆に、新たな疾患が発生したり、入院で治療できる疾患が生まれたりすれば、需要は増える想定)

地域によって、多少の患者移動はあるにしても、一部例外の地域を除き、急性期の需要減少はほぼ確実。回復期・慢性期も2040年には多くの地域で需要が減る見込み。

地域によっては、雇用とか設備とか様々なものになるべくコストをかけずに、ダウンサイジングしていくことが求められている・・・・という未来がある程度見えているのならば、「今、何をすべきか?」を考える価値があるだろう。

そして、将来人口推計等をデータベース化してくれたスタッフに感謝。