昨日のブログで触れた、データ処理はしたものの記事にはできなかったもの。
賃金構造統計調査のデータを調査対象者の年齢で補正し、全国平均との差額を求めたもの。緑ほど給与が高く、赤ほど給与が低いことを表している。ちなみに補正用のデータは17年分。グラフ用のデータは直近3年分。
 |
看護師 都道府県別給与(全国平均との差異) 出所: 賃金構造基本統計調査(平成14年~30年)を基に年齢補正給与を算出、全国平均との差異を計算 |
上のデータは、毎年6月の賃金を7月に調査し、年明けの2月・3月に公表される。過去からの変化などを捉えることには優れているものの、リアルタイム性にかける。
そこでハローワークの求人票を調べてみた。正社員の月給提示額の下限を抽出し、都道府県別の平均値を求めた。緑ほど給与が高く、赤ほど給与が低い、というのは上のグラフと同じ(ただし、上は年額、下は月額なので、絶対額は異なる)。
 |
看護師 月給(求人票の最低提示額の平均) 出所: ハローワーク 求人情報(5/25から1週間以内) |
色が似ているので、ハローワークのデータもそれなりに適切な値が取得できたようだ。
下に散布図を書いてみた。まぁ悪くない。
 |
賃金構造基本統計調査とハローワーク求人票の金額比較
|
データは揃った。あとは原稿なり、クライアントへの提言なり、仕事につなげたい・・・・。
でも、残念!! しばらく、お蔵入り。