消防本部が公開している消防年報を見ると、地域の救急搬送の状況がわかる。受け入れ医療機関別の受け入れ件数を開示しているケースもある。
いろいろな地域のさまざまなデータを見続けているおかげなのか、データから特徴を把握することなどが多少できるようになってきたと感じる。
今週、CBnewsに掲載いただいた記事は、主に消防のデータを分析し、課題感を整理したもの。
中小病院の救急受け入れが地域を守る - CBnewsマネジメント
実際には、地域の病院側のデータ分析(DPCデータや病床機能報告など)も合わせることで、課題の精緻化や具体的な対応を検討する。
両側のデータを見ると、色々見えてくる。これに医療機関内のデータをあわせれば、さらに色々見えてくる。その見えてきた情報の多くは、多くの医療機関の方々にとって既知である。ただ、既知でないところがあったりするので、分析は有益であり、そして、楽しい。
救急のネタは2年半ほど前にも書いていたようだ。もしよろしければ、こちらもどうぞ。