2024/08/22

違いを読み取る、変化を読み取る

今週、掲載いただいた記事。

データで探る回リハ病棟の経営改善余地 - CBnewsマネジメント

DPC公開データで、FIMの数値をみても、施設の平均値なのであまり参考にならないと思うかもしれない。でも、何でこんな数値に?という施設もある。病床機能報告の平均在院日数やリハの単位数などとあわせて見ると、それぞれの施設の事情が見えてくる。

脳血管系に強いところか、整形に強いところか。病床機能報告でも、はっきりとしない施設もある。オープンデータゆえの限界とはいえ、連携の課題を推察する目的には十分なデータだ。

といったことの思考の一端をみてもらおうと、シンプルな分析で記事にしたのが、今回の内容。よろしければお読みください。


4年前はコロナで行動制限がかかっていたのだろう。新幹線に乗ったら、車両に自分以外誰もいなかった・・・という写真が出てきた。

2020年8月の東海道新幹線の写真

すっかりコロナ前に戻った感はあるものの、リモートの選択肢が増えたことで、確実に出張は減った。移動が減った分、分析作業に没頭したい・・・のに現実は余計なことをしてばかり。反省。

自分の駄文はさておき、他の方のためになる記事のあるHMレビューにアクセスを

医業情報ダイジェスト(医業情報ダイジェスト)に執筆の機会を頂戴してから、2年弱が経過。20数回の記事を書いてきた。

8年を越えたCBnewsは、ウェブ媒体ゆえに文字数制限がなく、自分のような文才のまったくない人間が多少冗長に書いても許していただいている(許されない、どうしようもない文章でも、編集の力で何とかしてもらっている)。

一方、医業情報ダイジェストは、紙媒体ゆえ、文字数制限がある。ただ、文字サイズを調整してもらったり、グラフの大きさを調整してもらったり、絶妙な編集の力で、毎回、うまくまとめてもらっている。

編集の力に頼るばかりで、一向に文章を書く能力は成長しないものの、前向きに捉えられることがあるとしたら、何とか文章にまとめることには慣れてきた、と思っている。

医業情報ダイジェストの記事は、下記のHMレビューで読むことができるそうなので、ご興味があれば、ぜひアクセスを。

HMレビュー | 医療機関、薬局の経営に携わる皆さまへ


2024/08/13

以前書いた内容をすっかり忘れていたけど、最新情報にアップデートできたおかげで、過去と読み比べが可能に

先週のCBニュースに掲載いただいた記事。

急性期一般入院料2は選択肢たり得るか - CBnewsマネジメント

急性期一般入院料2をテーマに書いた。下記に挙げる以前のCBニュースの連載で、今回の内容の布石は打っている。というより、2年前の記事でがっつり書いた内容をすっかり忘れて、今回、また同じような内容を書いている(同じようなグラフで、同じような切り口で、論理展開をしていて、自分の成長が感じられない。言い訳すると、もしかしたら夏風邪で意識が朦朧としていたせいかもしれない)。

今回、入院料2の病床数が意外と増えていると書いた。ただ、2年前の記事で「24年度にはもっと増える」と予測していたので、意外でも何でもなかった。もし興味があれば、今回の記事に加え、下記の過去の記事もあわせてどうぞ。


2018年度改定直後の記事

急性期一般入院料2・3を検討すべき病院とは - CBnewsマネジメント

誤嚥性肺炎の病態や看護必要度の評価を考えると、入院料2・3を積極的に検討すべき病院が見えてくるのでは・・・と述べた。


2022年度改定後の記事(2年前)

急性期一般入院料2・3は検討に値するか(前編) - CBnewsマネジメント

急性期一般入院料2・3は検討に値するか(後編) - CBnewsマネジメント

高齢化の進展により、7対1看護配置の病床のニーズが減り、10対1配置の病床へ移行するフェーズが始まったことを述べた。